保護ネコ活動!奪われる命!

日誌

どうも。

KAIです。

ここは時事ネタなどを取り扱うブログなので、日記のようなことは書かないようにしています。

しかし、私の行っています活動について、広めたいので書かせていただきます。

それ犯罪者の言葉です

「いい人に拾われると良いわね」

段ボールに入れられている動物・それを笑顔で見つめる母親と子供。

そして上記の発言。

それに対して「それ、犯罪者の言葉です」とバッサリ断じたポスターが一時期話題になりました。

私としては、完全に同意です。

拾ったとか捨てたとか……正直、人間の都合ですから。

いい人に」と言うのであれば自分で飼うか、善意ある方の手に渡るように行動するのが当然の責任であると思います。

全国の市に確実に『動物保護』を行ってる団体が居ますので、そこへ御一報下さい。

なら、動物を段ボールに入れてバイバイする正当化になるとでもお思いで?

感情的にはなりません。

しかし、我が家では10年前から保護ネコ活動を行っています。

エゴを押しつけてくる気だ……

ブラウザバックしかけているそこの貴方!!

違います!!

そもそも、私はネコアレルギーネコも苦手でした。

そして、実家は元々犬を飼っていたので、まさか保護ネコ活動をするとは夢にも思っていなかったのです。

では、なんでそんな活動をしているのか?

以下にお答えします。

見過ごせない

まず最初に来たネコ。

はい。

当然私は嫌な顔をしましたよ。

こちとらネコアレルギーだと言っているのに、まさかネコを飼うのか?

犬も二頭いるのだよ?

しかし、ネコを運んできた当時中学生の妹はこう語りました。

可哀想だった

なんでも、ダンボールに『ネコが好きな方。どうぞお持ち帰り下さい』と書かれていたらしいです。

お持ち帰り……ねぇ……

まぁ、他人の文言にケチを付ける前に、どうやらそのダンボールは底が深いタイプだったようです。

その結果、子ネコは自力では這い出せず、そしてわざわざ覗き込む人もおらず……

あのままでは、時間の問題だったということでした。

拾ったからには、責任を持つ。

我が家の家長である祖父の言葉でした。

私は結構驚きました。

というのも、祖父はネコが嫌いだと思っていたからです。

よく「ネコが居ると家が傷む」と言っていたからです。

しかし、祖父はネコを抱っこすると可愛がり、名前を付けました。

コレが、初まりでした。

厳しい野生の淘汰

ある日のこと、突然猫用のケージが設置され、2匹が仲間入りしてきました。

おいおい!

なんだこれ!?

驚く私に、祖母や叔母がこう言いました。

あのままでは、死んでしまう

何があったかと言いますと、どうやら、我が家の庭に野良ネコが住み着いていたようです。

しかし、出産した親ネコは何を思ったのか、子ネコ2匹の育児を放棄

乳も飲めない2匹を置いて、どこかへ消えていきました。

徐々に弱っていく2匹を見過ごせなかったようです。

すぐに病院へ行き、そこで助言をもらおう

そう提案し、動物病院へ。

すると、なぜ捨てられたのかが分かりました。

ミルクを飲むのが下手くそぉ!!

ペロペロしているけど、ほとんどこぼしてる!!

そうなのです。

野生の世界で、餌を食べるのが下手な個体は、見捨てられます。

残念ですが、これが野生の沙汰なのです。

さらにさらに、もう一匹。

「今度はなんだ?」

聞いてみますと、一枚の写真が。

そこには、沢山の兄妹がエサを与えられて食べているのに、明らかに放置されている毛玉のような子ネコが。

我が家が保護ネコを飼っていると聞いて、近所の方が相談してきたのです。

どうやら、この子も間引きされ、エサも与えられずに死ぬのを待っていられたらしい。

同情しましたし、もう拾っちゃったんだからなぁ……

仕方ないと、またもや病院へ行きました。

残酷な人は存在する……

町内会に私も呼ばれて行きました。

一体なぜ……?

何か騒音などで問題でもあったかしら?

そう疑問に思いながら、公民館へ。

すると、そこには一匹の子ネコが。

「KAIさんのお家で引き取ってはいただけませんか?」

おいおい。

ウチは姥捨て山扱いかぁ?

そう一瞬抗議しようと思いましたが、相談をしてきたおばあちゃんが、悲しそうに語りました。

その日、燃えるゴミの日だったので、おばあちゃんは早朝にゴミ出しに行きました。

ゴミ置き場に、袋を持ってよっこらしょ。

と――――

「おはようございます」

近所のオジサンが普通に挨拶してきたのです。

「はい。おはようございます」

おばあちゃんも和やかに応え、ほのぼのした……

おばあちゃんはビックリ。

なんと、オジサンの袋が動いていたのです。

「チッ……うるさいなぁ」

オジサンはそのまま袋をゴミ置き場に……

「ちょ、何が入っているんですか?」

おばあちゃんは尋ねました。

おばあちゃんは唖然。

しかし、オジサンはジョークでもなく本気で、

と、していました。

「わ、私の孫がネコを飼いたいって言ってまして……もし良かったら譲っていただけませんか?」

おばあちゃんはビクビクしながら、サイコパスオジサンに優しく訊きました。

「あっそう……どうぞ」

あっさり。

そのまま家に持って帰ってきたのは良いが、孫は別に飼いたいとは言っていない。

その場しのぎでウソを言っただけ……

頭を抱えたおばあちゃんが、町内会会長さんに相談。

そして、祖母と私に話が回ってきたのです。

私はかなり驚いたのを覚えています。

まさか、生きたネコをゴミ袋に入れて、ゴミとして処理する!?

信じられませんでしたが、そのオジサンは近所では有名なネコ嫌いの人物

結局、野良に戻しても次は殺されてしまう可能性が高いと判断し、引き取りました。

全国のネコ好きさん。

こういう人も、悲しいことに存在するのです。

意外と大変!!保護ネコ活動!!

専門家が集まった正規の団体さんの内情は知りません。

しかし、一般家庭が保護ネコの活動をするのは、結構大変です。

幼ければ――――

とりわけ、2時間おきのミルクは育児ノイローゼレベルで大変です。

少し大きくなっても、やることは尽きません。

結構、やることあります。

しかも、病院・薬・必需品(ベッド・キャットタワーなど)・エサ等々――――

動物の医療費って高いんですよね。

毎月の診療代の書類を整理してビックリしてますW

それでも、なぜやるのか?

隣近所から「ネコ好きにも程がある」「偽善者」とコソコソ言われたこともあります。

じゃあ、なんで?

実にシンプルです。

もちろん、ネコがカワイイのは大前提ですし、今後も可愛がっていきます。

しかし、本音を言えば誰もやらないから我が家がやっているだけ

文句を言うなら、手伝ってくれと言いたいです。

実家は地方の田舎にあるため、団体に預けることも難しい。

なにより、現在のように簡単に頼めるような状況でもありませんでした。

なので、これからネコを保護する方々に向けて――――

無理だったら他力本願でも良いんだよ!!

大切なことだと思います。

いくら動物愛に溢れる人物でも、ネコを数十匹育てるのは無理がありますし、なによりネコ本人が苦しみます。

可哀想な動物を見過ごせない……とお困りの方は、どうか自分動物のためにも専門の団体の力を借りて下さい。

何事も、ほどほどがちょうど良いんですよ。

KAI

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